クレジットカード現金化といえば、専門の業者に依頼する方法を取るケースが少なくありません。
一方で、自分の手によって行うクレジットカード現金化も存在します。
自分で行う方法は、仕組みを理解すれが意外に簡単な方法でできるケースもほとんどです。
そこで今回は、クレジットカード現金化を自分で行う方法を紹介し、それらの方法のメリットやデメリットについて解説します。
自分でクレジットカード現金化をする方法4選
自分でクレジットカード現金化をする方法はいくつかあります。
その中で利用しやすい方法は次の4つです。
- 実店舗を利用したクレジットカード現金化
- ネットを利用したクレジットカード現金化
実店舗を利用したクレジットカード現金化は、自分でクレジットカード決済でブランド品やゲーム機といった換金しやすいアイテムを購入します。
商品はなんでもかまいませんが売却できて、換金率が高いものがおすすめです。
具体的におすすめなのが今紹介したゲーム機、ブランド品の他にもギフト券などの金券やスマートフォンもあります。
換金率が高い商品であることが重要で、たとえば換金率が40%の商品を購入してしまうと、10万円分の利用で4万円の現金しか手元に入ってきません。
そのため、差額である6万円分もの損失が出てしまうのです。
このような理由から先ほど紹介したような換金率の高いアイテムを選ぶことが重要です。
商品を購入したら、その商品を持って売却するお店に行きます。
ブランド品であれば、ブランド品を得意とする買取店、ゲーム機であればゲームショップ、金券なら金券ショップ、さらにスマートフォンならスマートフォンの買い取り専門店といったように専門店へ持っていくのがおすすめです。
専門店へ持って行った方が、正確な査定を受けられてきちんとした換金率で現金化できます。
そうでない場合は、価値が分からないのでどうしても弱気の査定額(安い買い取り額)になりがちです。
商品を査定してもらい、買取金を受け取れば自分でクレジットカード現金化ができたことになります。
現金を必要な場所で利用しましょう。
注意点として、最後にはクレジットカードの利用金額を支払わなければなりません。
あくまでクレジットカードのショッピング枠を現金化しているだけなので、利用金額を完全に支払って初めて、クレジットカード現金化が全て終わります。
ネットを利用した自分で行うクレジットカード現金化も基本は実店舗を利用した方法と同じです。
商品が安いネット通販を使ってクレジットカード決済で商品を注文します。
対象になるのは先ほどと同じアイテム(ブランド品、ゲーム機、金券、スマートフォン)のほかにamazonギフト券のようなネット通販のギフト券もおすすめです。
商品を注文して、商品が届いたら今度は換金します。
実店舗の買取店へ持って行っても問題ありませんが、amazonギフト券については実店舗での買取ができません。
また、査定額に不安がある、時間に余裕があるという場合は、ネットを利用して換金するのもおすすめです。
購入した商品をオークションサイトやフリマアプリで出品して希望金額で販売します。
買い手が見つかれば売買成立で梱包して現金を受けとりましょう。
振込み式がほとんどなので、ATMからお金を引き出して一連の流れが完了です。
amazonギフト券のような金券は、ネット上の金券ショップである買取サイトを利用します。
ここでは、こちらの情報を入力してギフト券のコードを入力するだけで実店舗と同じように査定をしてくれます。
そして、査定した買取金をこちらの金融機関の口座へ振り込んでもらい、現金をATMで引き出せば完了です。
もちろん、こちらもあくまでクレジットカードのショッピング枠を現金化しただけなので、後でクレジットカードの請求金を支払って現金化を完了させましょう。
実店舗を使った自分で行うクレジットカード現金化のメリットやデメリット
自分で行うクレジットカード現金化のうち、実店舗を利用して現金化する方法のメリットは次の点が挙げられます。
- バレにくい
- 流れが確認できる
- より高い換金率を狙える
- 自由にできる
- 詐欺に遭いにくい
クレジットカード現金化業者を利用する場合は、メールだけでなく電話で連絡が来る場合があります。
さらに業者によっては商品を購入したキャッシュバックという形で商品を送ってくることも珍しくありません。
このような電話やメール、商品によって職場や家族にバレてしまうといったリスクがあります。
一方、自分で実店舗を利用したクレジットカード現金化をすればそういった連絡や商品が届くといったことは一切ないでしょう。
これによってバレにくいメリットが得られます。
実店舗の場合、購入したものを買取ショップに持ち込むという人も多くいます。
そのため、自分で行うのでクレジットカード現金化の流れが分かりやすい点がメリットです。
商品購入から、買取店での商品査定、買取手続きを直接確認したうえで現金が受け取れることから、流れが確実に把握できます。
クレジットカード現金化業者を利用してしまうと、何をしているのかよくわからないまま現金が振り込まれることがほとんどなので、カード不正が行われているかすら分かりません。
実店舗を利用すれば、万が一気になる点があった時点で質問ができる点もメリットといえるでしょう。
商品選びがクレジットカード現金化を自分で行う場合のポイントです。
商品選びに失敗してしまうと換金率が下がってしまいものの、きちんと情報収集をすれば換金率をアップさせることは十分可能です。
定番商品に人気のトレンド商品、換金率が高い金券類等、高く買い取ってもらえそうな商品を見極めることで換金率をより高いものにできるのがメリットです。
自分で現金化を行う場合、購入する商品や売却先といったことを自分で自由に決められます。
それによって簡単に進める方法を行ったり、自分の方法を見つけたりといったことが可能です。
クレジットカード現金化業者は、基本的に安全な業者が多いものの、中には詐欺のようなところもあります。
安易に業者を選んでしまうと、詐欺被害に遭ってしまうリスクも大きいのが現金化業者のリスクです。
たとえば、商品を購入したものの現金が振り込まれないリスクもあります。
さらにクレジットカード番号も流出することから、それが悪用されないとも限らないでしょう。
自分で行えば、詐欺被害に遭うリスクは回避できる可能性が高いと言えます。
一方で、デメリットもいくつかあります。
それは次のようなデメリットです。
- 面倒な手続き
- 商品選びの失敗リスク
- 時間がかかる
クレジットカード現金化を自分で行う場合は、商品選びから購入、さらには買取先の選定など、行うことが多くあります。
その分詐欺の被害を受けにくいのですが、時間や手間がかかることも多くあります。
自分で運転をしたり、時間も手間もとにかくかかります。
換金率に詳しい方が自分でクレジットカード現金化をする分には問題ないものの、慣れないうちは問題のある商品を購入してしまい、換金率がとても低くなる点がデメリットです。
換金率が高くとも買取店によっては、想定以下の買取金額で査定されることも珍しくありません。
こういった買取店と商品の最適な組み合わせが分からないと思うような換金率にならない可能性もあります。
最後のデメリットは時間がかかることです。
商品選び、商品購入、買取店の選定、売却先選定、商品売却といった流れは、よほど計画的に行わないと一日以上かかってしまうことも珍しくありません。
今すぐに現金が必要な場合はデメリットでしかないのです。
このような点も知ったうえで自分でクレジットカード現金化を行いましょう。
ネットを利用したクレジットカード現金化特有のメリットやデメリット
ネットを利用したクレジットカード現金化は基本的に先ほど紹介した実店舗のメリットやデメリットに近いものがあります。
ここでは、ネットを利用したクレジットカード現金化特有のメリットやデメリットを見ていきましょう。
まず、メリットとして次の点が挙げられます。
- 実店舗よりも早い場合がある
- 来店する必要がない
金券によってはコードがメールで送られてくるタイプがあります。
こういったギフト券を専門の買取サイトに送れば、即日で現金化できる可能性も少なくありません。
そうすることで迅速な現金化が可能になります。
ネット上でほとんど完結するので実店舗に行く必要はありません。
確かにオークションサイトやフリマアプリを使ったら梱包して運送会社の営業所などへ行く必要もありますが、受け取り配送などを利用したり、amazonギフト券を利用すれば、そういったことさえ不要なのがメリットです。
デメリットも見ていきましょう。
- 商品が送られてくるのに時間がかかる
- 不正利用が疑われるリスクが大きい
商品が送られてくるのに時間がかかるのがメリットです。
実店舗なら即時商品を受け取れますが、ネット通販を利用すると早くとも翌日以降になります。
急いでいる場合は、デメリットといえるでしょう。
ネットで商品を購入すると、決まったような商品ばかり購入することもあります。
また、繰り返し同じネット通販のギフト券を購入していたら、カード会社が不正利用を疑うことがかなり高確率で行われます。
そうなると、利用停止になってしまうリスクがあるので注意しましょう。
一方、実店舗を利用したものでもバレる危険性もゼロではありません。
なお、発覚した場合は、カード利用停止だけでなく強制退会とカード利用金額が一括請求されるペナルティが来ます。
現金を用意しようとしていたのに、余計現金で苦しむことになります。
まとめ
自分でクレジットカード現金化をするのは、業者に依頼するよりも自由度が高く、詐欺に遭うリスクもありません。
一方で、現金化に時間がかかったり、不正利用が疑われやすくなったりといったデメリットもあります。
もし、急いでいたり利用停止を少しでも避けたい場合はクレジットカード現金化業者の検討も必要です。